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2016/03/04
10:25:38
過日の勉強会の時に感じていた疑問。

自分よりもかなり勉強されている方々が「天中殺だからこうなっちゃうのよね」と大小問わず悪いコトが起きた事例を挙げていた。

たしかに天中殺の期間というのは、いままでやってきたコトに対する評価が出る期間であり、自分の宿命から外れるようなコトになっていたならばソレを軌道修正する期間であるので、何かしらのアクションが出る場合がある。

けれどもそれはそもそもの自分が宿命から外れていた(どれだけ現状を本人が心地よく思っていたとしていても、宿命から外れている場合もある)だけのコトであって、それを軌道修正されるのであるから、今までと違った状態にされるコトに違和感を感じるのは致し方ないコトである。

それを「悪い」と言ってしまうのは如何なモノかと。

しかも既に「鑑定」をしている方が声高々にそう言われていたので、かなりの違和感を感じていた。

算命学の考え方って、「物事に良いも悪いもない」だと思うけど。

物事はその人の捉えようであって、心の保ちようである。

全ての物事をポジティブに考えろなどという無理な注文をするつもりはないが、「天中殺だから悪い」という決めつけはしない方が良いのではないかと。

そう言っている人とは住む水が違うと思っているので、今後何かの場でご一緒するコトにはなると思うけれども、言われている意見は耳にしつつ、それだけで終わるだろうな。

ましてや鑑定者となれば自分の意思を鑑定結果に織り交ぜてはいけないのに。

算命学に限らず、そういう目は持つようにしていたいと思うけどね。







10:37:40
今年の干支、「丙申」の意味。

今まで隠れていたモノが表に出る。

良いも悪いも、それが大きな特徴になる年だろうというコトを勉強した。

今年=立春だけれども、そこからすっぱり気が変わるのではなく、その前後に徐々に気が入り交じって次第に丙申になる。


①甘利元大臣の収賄容疑

②ベッキーの不倫

③清原氏の覚せい剤使用

④宮城元議員の不倫

⑤桂文枝師匠の不倫


まだ1ヶ月も経っていないのに、その他の事件を含めれば枚挙に暇がない。

その他、老人問題、エネルギー問題など出てくるであろうと思われる今年。

秘密裏にしていた物事が明るみに出る、というコトに十分注意を払って今までの行動を顧みてみると良いかも知れない。






16:56:39
ちまちまと勉強はしている。

ホントは、そのときにがっつり覚えていくのが良いんだろうけれど、そこまで覚えられないコトの方が多い。

先ずは理論から理解して行くコトが大事。

よく先生から「幹の部分が大事だから。幹が分かっていないと枝葉は分からなくなる。」と言われるけれど、ご尤も。

最近ようやく、十二大従星の順番を間違えずに言えるようになった。

ってか、十二大従星ってどのくらい前に勉強したんだっけって話。

それでも理論がちゃんとベースにあって理解出来たから、忘れるコトはないし、間違えるコトもない。

十二大従星を勉強していた当時は、ひたすら順番を繰り返し言って覚えようとしていたから、それでは覚えられないわ。

二十八元も理論が分かれば問題なく出せるし、そこから各星も出せる。

苦手で手付かずにしていた干支番号と干支の連動も、理解してしまえば問題なく出せる。

教科書の10巻を前にして、ようやく陰占と陽占、大運を出せるようになった。

これで陰占、陽占、大運が出せたから終わりではない。

ここから読み取るコトをしなければなんの話にもならない。

そこが問題。

そう、先生に言われている「幹が分かっていないと…」というのが此処でも言える。

10巻が終わるまでの間に…といっても今月中に終わりそうなんだけど、少しでも形になるようなモノを自分の中で作っていきたい。

じゃないと10巻の卒業試験がどうなるか分からない(苦笑)

というコトで、最近の「時の人」を参考にしたり…していこうと思う。











2015/12/18
09:48:20
算命学には相生・比和・相剋という関係がある。

言葉のイメージどおり、相生は相手を助ける・相手に助けられるという関係にあり、比和は同等なモノ(実際は若干違うけれども)、相剋は相手を攻撃する・相手から攻撃されるという関係である。

文字面をみると、相生という関係は有り難いモノに見え、相剋という関係は有り難くない、遠慮したい関係に思われる。

たしかにこの解釈は間違えていないし、それは一般的な解釈である。

けれども本当にそれだけだろうか。

「助ける」というのは、度が過ぎれば本来その人がやるべき領分を取り上げてしまうコトであって、その人の成長を阻害する行為にもなり得る。

逆に「攻撃」というのは言葉を換えると「鍛える」という意味になる。

人から攻撃をされるのは好ましくないけれども、自分が成長するにあたり自分の不甲斐ない部分を鍛えてくれるというのはとても有り難い存在になる。

特に大人になってからそういう存在があるというのはとても有り難い。

例として分かりやすいのは甲木と庚金の相剋関係。

甲木は樹木である。

何年にも渡ってまっすぐに伸びるところから、自分を曲げない・曲げるコトが出来ない性情がある。

そしてどこまでも伸びて行くので、枝葉が伸び、本体である幹の部分に栄養が行かなくなり樹木本来の精気がなくなってしまう。

庚金は甲木に対して斧の役目をする。

樹木はすくすくと育っているときに斧で「伐採」をされるコトを嫌う。

けれどもこの伐採がなければ、上記のように樹木はどこまでも成長して最終的には本体である幹を駄目にしてしまう。

そのときに斧が不必要な枝葉を「剪定」してくれたら。

本来枝葉に行ってしまう栄養を幹に残して、本体の樹木の生命を長らえさせるコトができる。

また樹木の周りにある草木や周りの樹木に太陽の光を分け与えるコトができる。

甲木にとって庚金というのは相剋という関係にあっても、有り難い存在になり得る。

もちろん必要以上に樹木の枝葉、幹を伐採するような庚金であれば、それは単純に攻撃をしているだけなので有り難い存在でもなんでもなく、寧ろ有り難くない存在となる。

そういう意味で甲木の人は良い庚金の人と出会えるコトで人生が変わってくる。

実は、これは自分と師匠との関係。

細かく話せば生まれ月によって同じ甲木・庚金など干の意味が変わってくるので少し話は違ってくる。

それでも相生だから良い、相剋だから悪い,というコトにはならない。

どう自分がそれと接するかによって良いも悪いも変わってくる。

それを見れる目を養っていけたら、人生モノの見方が面白くなるんだろうな。





16:24:18
「中殺」というと、裏の意味を考えてしまいがちだけれども、裏の意味というのは表の意味と同義である。

表と裏というのは一つのモノを多面的に見る一極二元であって、「そのもの」だというところは変わらない。

例えば禄存星。

禄存星とは「愛情」「財」という意味がメジャーだけれども、この意味と並列に「薄情」という意味も含んでいる。

愛情と薄情とは反対のようであるけれども実は同じモノ。

愛情が豊かだから、「人に愛されたい」「人を愛したい」という感情を持ち、相手にその感情を注ぐ。

注がれた相手がそれを受け入れるのであれば、また禄存星所有者は愛情を注ぐ。

この図式は微笑ましいモノだけれども、愛情を注いだ相手がその愛情を受け取らなければ…。

その人に注がれていた愛情は別のヒトに注がれる。

その感情移行はとてもさっぱりしたモノ。

だから今まで愛情を注がれていた相手は、禄存星所有者の手のひらを返したような態度に薄情さを覚える。

そこから禄存星の意味に「薄情」というモノが含まれる。

そこが一極二元となる。

しかし中殺というのは「意図しない方向に現象が顕れる」ので、「思いもよらない」形でその性質が表れる。

そこの区別がちゃんと出来ていれば、現象を覚えずとも思考で導き出されてくる言葉になる。